♪MAMEHICO LIVE【リコーダーとチェンバロが奏でるバロック音楽の魅惑】

※満席のため受付終了とさせていただきます。ありがとうございました！

現代では教育、或いは導入楽器の側面が強い縦吹きの「リコーダー」は、楽曲の歴史上はフルートの一派に過ぎず、しかし、バロック時代のソロ、室内楽やオーケストラで大きな役割を果したものの、その役割を終えると２０世紀初頭に復活を果たすまではアマチュアの音楽家や民族的な用途になっていました。
一方で、現代でもオーケストラで重要な役割を果たす「横吹き」のフルートは、近代の改良を経て現在でも悠々とした存在として君臨しています。
この両者が対等に活躍した時代が音楽史上、重要な基点となった「バロック時代」であり、かのバッハやヘンデル、ヴィヴァルディなど大作曲家の楽曲の一部に於いては、リコーダーとフルートの役割を明確に分け、作品に深い意味を与えています。
当時は「フルート」という記載の場合は、ほぼ「リコーダー」の事であり、現代でいう「フルート」は、敢えて「横吹きフルート」と記載されていたのも史実である事はほとんど知られていません。

今回のステージでは、その「リコーダー」の特徴を明確に音響化し、同じく当時の花形鍵盤楽器であったチェンバロの響きと共に、本来のこの楽器の持つポテンシャルを引き出しつつ、いにしえの響きをお届けする内容で構成しています。また、様々なサイズのリコーダーも紹介し、その果てしない魅力に迫ります。

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リコーダー　秋山　滋（あきやま しげる）プロフィール

相愛大学音楽学部器楽学科古楽器専攻（リコーダー）卒業。英国ロンドン市立ギルドホール音楽院古楽専修大学院課程修了。関西を基点にアジア近隣諸国や欧州での演奏会、講習会、国際コンクールの審査員等を、また、文化庁令和元年度「芸術系教科等担当教員等研修会」講師や各地方等の教育委員会等、現在の教育現場で指導実績を積む。バロック音楽演奏の専門家として多数のプロ演奏家の育成や自身のリサイタル活動、室内楽演奏に加え、海外では主にジャズ演奏や講習会の講師として招聘されている。現在、京都市立芸術大学、京都教育大学、大阪教育大学、大阪音楽大学等、関西の五つの大学の講師を兼任し、数種の分野における講義演習で後進の育成にあたっている。

チェンバロ　秋山麻子（あきやま あさこ）　プロフィール

相愛高校音楽科ピアノ専攻を経て相愛大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
1985年第2回JPTAピアノ・オーディションにて奨励賞受賞。ベルギー古楽サマーセミナーにて、室内楽をロベール・コーネン（R.Cohnen)，今村泰典（Yasunori Imamura )の各氏に師事。ピアノを柴田翠，徳末悦子，K.ギョルジョード，G.ゲレットシュレーガーの各氏に師事。チェンバロ、通奏低音を岩淵恵美子(Michiko Iwabuchi)，鈴木雅明(Masaaki Suzuki)，故小島芳子、三和睦子の各氏に師事。神戸松蔭女子学院大学の礼拝音楽コースにて教会オルガニストの認定資格を取得し修了。オルガンを鈴木雅明（Masaaki Suzuki)、大塚直哉（Naoya Ｏtsuka)の各氏に師事。
また、2010 年アムステルダム王立音楽院の期間セミナーにてボブ・ファン・アスペレン(Bob van Asperen)に師事。
現在はソロ活動の他にアンサンブル，合唱伴奏者，チェンバリスト，通奏低音奏者として活動している。

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演奏 リコーダー 秋山滋/チェンバロ 秋山麻子

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場所　MAMEHICO 神戸

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・開場12:00 /開演13:00

・参加費　3,000円（税込) 別途1ドリンク以上注文してください。　　
※MAMEHICOメンバーは20％引き